私は月に20冊〜30冊ほど本を読みます。Kindleで買う本もあれば、書店で買う本もありますが、8割ほど本は書店かアマゾンで紙の本を買い、切断機で切断して、スキャンしてiPadに取り込んで読んでいます。

いわえる自炊という作業ですが、正直いつまでこんなことをやらなければいけないのかと思ってしまいます。

日本の出版業界
週に7冊〜8冊ほど自炊する

イノベーションの先進国、アメリカの様子を見ていますと、タブレッドの普及によってリアル店舗の本屋がどんどん潰れており、E-Bookの売上は右肩上がりで伸びてきています。現在日本では古い産業を取り壊そうと、若い力が動き出していますが、その中でも真っ先にイノベーションのターゲットになるのは出版業界である可能性が高いです。数年先を行っているアメリカの様子を覗いてみましょう。

 

長い目で見れば、紙の本に未来はない。


アマゾン_出版業界
アマゾンは出版業界にとって敵か味方か?

1995年のアマゾン出現は、アメリカの地方の中小書店を窮地に立たせました。2007年のキンドル出現は出版業界を脅かせたと同時に、成長が止まりかけていた出版業界に、救いの手を差し伸べたと言います。

 

アメリカのEbookの売上は2010年に1000億円、2015年には2800億円になると予想されており、今後、紙の本はどんどんEbookに変わっていきます。

アマゾン_出版業界
何千冊の本を持ち運べる


さらにアマゾンはebookをどんどん広げるために、13ドルほどで出版社から本を買い、それを自社のプラットフォームで9.99ドルで売っています。アマゾンは一冊は売るごとに3ドル〜4ドルの赤字を出していますが、キンドルの本体で利益を出しているため、ebookのプラットフォームはどんどん広がっていきます。

2008年:ジョブズ、人々はもう本を読まない


ジョブズ_出版社
出版業界にイノベーションを起こしたジョブズ


ジョブズは2008年のWiredのインタビューで、「人々はもう本を読まない」と答えています。実際には40%のアメリカ人が一年間に読む本の量は一冊以下というデータがあります。ジョブズはiPadのようなタブレッドが普及し、本へアクセスが簡単になれば、人々はまた本を読むだろうと断言し、アメリカの6大出版社との契約を成功させます。

 

さらに アップルIDと一緒にクレッジカードカード情報を習得していたので、ユーザーより簡単にeBookにアクセスできる環境を作ることができたのです。

キンドルやiPadが普及したことで出版社を通さずに、本を出せるようになったのはもちろんですが、それ以外にもアマゾンのインサイトを使うことで、どこ地域の、誰が、どのサイト経由で本を購入をしたかをすべて把握することができます。このような機能はものすごく需要があるので、今後日本でもどんどん使われれいくのではないでしょうか。

出版業界にイノベーションが起こったアメリカ、そして日本は?


文教堂_出版社
日本でもアメリカのようなことが起きるのか?


日本出版学会編の「白書出版業界2010」によれば、2000年には2万1664店あった書店も、2009年には1万5765件と10年間の間に約6000件、27%も減少しています。現在も年々減り続けており、なんと和歌山県には県内3件しか本屋がないそうです。

 

さらにこの間だけでも出版市場は2兆4000億円から1兆9000億円と、5000億円も市場が縮小しています。本を良く読む人にとって、望む時に欲しい本が手に入るのは最大の喜びです。代金はクレッジカードを通じて払うので、読みたいと思った数十秒後には本を読むことができます。

アマゾン_出版業界_
iPad miniとキンドル。どこでも気軽に持ち運べる


今後はアメリカのように、アマゾンの機能を最大限に活かして、個人でどんどん出版し、それをマーケティングに活用する時代が来るのではないでしょうか。アマゾンのインサイト機能を使えば、どのような人が本を購入したかを把握することができるので非常に便利です。

もしかすると、今の内に原稿を書き溜めておいた方が良いのかもしれません。

まとめ


キンドル_出版業界

様々な業界を見ていますと、アメリカで起きた現象は日本でも起きる可能性が高いです。日本語の本はまだキンドルでは数が少ないので紙の本を買いますが、キンドルがもっと日本語の本が充実すれば間違えなく、キンドルで本を買います。今後はebookをどんどん出版してマーケティングをしていくことも多くなっていくのではないでしょうか。しっかりと準備して、時代の移り変わりに備えましょう。