Facebookの次は何だ?

Lineか?Tumblrか?それともPinterestか?

どのプラットフォームもFacebookを脅かす可能性はありますし、ユーザー数も伸びていますが、もしかすると、もう大きいプラットフォームが大量のユーザーをコントロールできる時代は終わりを告げるのかもしれません。

 
pinterest
アメリカでユーザーを伸ばしているPinterest

もちろん、Facebookがダメというわけでも、Pinterestが日本で流行る可能性が低いというわけでもありません。しかし、ユーザーの需要は気づかない内に、ものスゴイスピードで変化していきます。

実名を公開しないMixiから実名主義のFacebookにユーザーが移行するのにかかった期間はほんの数年間。実名や住所、好きな食べ物や電話番号まで公開してしまったユーザーは、次にどこへ向かいのでしょうか?

Ning:ユーザーが求めるものが変わってきた


ning
新しい形のSNS「Ning」

最近はコンテンツ重視のマーケティング戦略が重要になってきました。Facebookは「いいね!」や「コメント」を残して、ユーザーとコミュニケーションのには便利ですが、しっかりしたコンテンツを作るにはあまり適していません。

ではWordpressやTumblrを使ってFacebookの外で作ればいいという話しになりますが、WordpressやTumblrではユーザーとしっかりとコミュニケーションを取るというところが弱いというデメリットがあります。

 

アメリカに「Ning」というサービスがあります。自分自身でコントロール、またはカスタマイズが可能なSNSサービスを簡単にオンライン上で作れるサービスですが、サービス自体は2005年からありました。しかし、使い勝手がユーザーとマッチせず、ユーザーはMyspaceやFacebookに流れていってしまいました。Ningは「良いコンテンツは発信し、ユーザーとしっかりとコミュニケーション」取るという、現在に必要なニーズを満たしているような気がします。

 

NING
ソーシャルを目的とした自分のSNSプラットフォーム

 

Ningは有料のサービスですが、あなた自身がSNSプラットフォームをコントロールすることができ、どのユーザーが一番あなたのコミュニティーに関わりが深いかも調べることができます。Facebookでファンページを運営した場合、よく「いいね!」を押してくれるユーザーはなんとなく分かりますが、それ以上は何も起こりません。

 

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関わりの強いユーザーは把握できる

Ningの創業者、Marc Andressenは次のように話します。

「あなたのブランドに50万人のTwitterのフォロワー、100万人のFacebookファン、そして20万人のYoutubeチャンネル登録者が居るっていうけど、それらを使ってどうするつもり?」

 

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Ningの創業、Marc Andressen

確かに的を得た問いのように思います。ソーシャルメディアの場合は効果が数字で見えにくいということもありますが、ファンだけ集めて、その後何もしない(もしくはできていない)ということが多いのではないでしょうか。

自分で「すべて」をコントロールしよう


ning
あなたがプラットフォームをコントロール

Ningのコンセプトは、

Most Largest(最も大きい)
Most Scarable (最も拡張が可能な)
Most Customizable (最もカスタマイズが可能な)
Most Integrated (最も交わり度が高い)

そして一番の利点は、自分のコミュニティーのメンバーを自分でコントロールできることです。まだ、FacebookやTwitterのプラットフォームに慣れていると、イメージが湧かないかもしれませんが、プラットフォーム内のルールに縛られず、自分ですべてカスタマイズできます。ある意味本当のオンドメディアですが、ある特定のプラットフォームに頼らないことが今後益々重要になってきます。

 

ning
ワードプレスよりも使える機能が多い

ning
値段は25ドル〜99ドル(14日間はお試し)

Ningのプロダクトディレクター、Jonathan Hullさんは次のような話します。

「NingはSNSの一歩先を行っている。TwitterやFacebookはユーザーやブランドの快適を重視しているが、Ningは次のロジカルなステップに移行している。それはダイレクトオーナーシップだ。」

まだ実際に日本語対応もしていませんし、ユーザーもFacebookやTwitterとは比べ物になりませんが、今後のSNSやウェブ上のコミュニケーションの向かう方向性として、自分がある程度コントロールすることができる、「オウンドメディア」が主流になりつつあります。今後、Ningのようなダイレクトオーナシップを使ってコントロールすることができるSNSに、ユーザーが流れていくかもしれません。

まとめ


ning
Linkin ParkもNingを使っている

物事には必ず終わりがあります。覇権がマイクロソフトからアップルに変わったり、力を持つ国がイギリスからアメリカに移ったように、世の中のパワーバランスは常に動いています。Facebookの次は何だ?と予想するのは、まだ早いかもしれませんが、SNSプラットフォームのパワーバランスも常に動いていて、新しいサービスにユーザーがあっと言う間に流れてしまうことも、常に頭に入れておかなければなりません。

Ningを使ったプロモーションはSPACEBOY株式会社


 

SPACEBOY株式会社 Twitter