今後、「プッシュ型」の営業効果をどんどん薄れてきて、「フリーミアム」のビジネスモデルがメインになってくると思いますが、日本企業はまだまだ出遅れており、「プッシュ型」の営業でクライアントを獲得している企業がほとんどです。
実際、企業の中で財務の決済権を持っている人は30代後半〜40代の方が多く、泥臭い営業をしてなんぼの世界で育ち、「フリーミアム」のビジネスモデルをなかなか理解することができません。

さらに、30代〜40代のユーザーも、二十世紀型のフリーミアムの共に成長をしてきたので、「無料なんてあるはずがない。どうせなんらかの形でお金を払わされるんだ」と考えてしまいがちです。

したがって、社内ではSNSやブログを使ってマーケティングをしたがっている若者に対して、ブログなんて書いている暇があったら、「新規獲得のために電話をしろ!」とか「アクセス分析なんか必要ない。そんな時間があったらお客さんのところへ行ってこい!」という形になってしまいます。

「フリー」と共に育った30歳以下の人たち


フリーミアム_若者
新しい価値感を持つ30歳以下の若者

私も20代ですが、もの心が付いた時から「無料」なサービスはインターネット上にたくさんありました。グーグルやミクシィは無料で当たり前に使っていたので、「無料」から世界規模の経済を作ることができるということに特に違和感は持ちません。

私も仕事上、いろいろな会社のウェブ担当者さんとお話しをさせていただくことがあるのですが、30歳以下の人たちは、毎日当たり前に使っているSNSやブログを使ってマーケティングをしなければならないことは分かっています。

しかし、財務の権限を握っている人の承認をあまり得ることができず、中途半端な形の運用になってしまっています。

伝統的なマーケティングで成功経験がない人達でチームを作ろう。


インバウンドマーケティング_クリエイティブチーム
マーケティングの経験がない人たちを雇おう

フリーミアムで集客をする場合、テレビCM、電話営業、広告メール、展示会などで「成功経験がない人」でチームを作るのがベストです。もし、話題になっているからという理由で「フリーミアム」をはじめてしまうと、

 

「全然お客さんから、問い合わせなんかないじゃないか。」

 

という形で従来のマーケティングに戻ってしまいます。数ヶ月、もしくは半年ぐらいは「投資期間」だと考えなければなりません。確かに短期的に見れば「プッシュ型」の営業の方が早いかもしれません。

しかし、「インバウンド・マーケティング」や「フリーミアム」の考え方では、一度作ったコンテンツ(インターネットの記事など)は資産になり、インターネット上にずっと残り続けます。

 

知的労働者にもなると、グーグルを使って一日20回以上は検索をします。コンテンツが増えれば増えるほど、あなたの会社はインターネット上で「見つけられやすく」なり、その割合が増えれば、増えるほど、問い合わせが来る可能性が高くなります。

「全然お客さんから、問い合わせなんかないじゃないか。」

という社内でのトラブルを無くすために、始める前に社内でしっかりと長期的マーケティングを共有した後で、始める必要があります。

まとめ


電話営業やDMなど、従来のマーケティングで成功経験がある人たちは、なかなか「フリーミヤム」のビジネスモデルを理解することができません。とりあず、新しいことをどんどんをやってみようということになるかもしれませんが、しっかりと社内で話し合ってからスタートすることをオススメします。なぜなら中途半端は運用になってしまうと、「フリーミヤム」のビジネスモデルはうまく行きません。全力前進の勢いで、会社一眼となって「フリーミヤム」を成功させましょう。