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Wishpond:海外のWebアプリを使うことで上がる生産性

日本ではソーシャルメディアやWebプロモーションの需要がどんどん高まってきていて、外部のアプリを導入してプロモーションを行うことも多くなってきました。そのためか、日本でもキャンペーンアプリの開発がどんどん進んでいますが、日本市場のみをターゲットにしたアプリがほとんどです。

そのためアプリを使う人が全体的に少なくなってしまい、値段が高くなります。例えば、WishpondというカナダのWebプロモーションアプリがあるのですが、値段が格段に安く、使い勝手もものすごく良いです。

英語アレルギーは卒業しよう


英語アレルギー_改善
日本人の英語アレルギーが海外サービスを使う弊害になっている。


インターネットで海外の商品を買うことは少し前でもできました。さらに今ではインターネットで海外のサービスを探して、Webサービスであればダウンロードしてそのまま使うことができます。確かに日本でも同じようなサービスはありますが、海外の方が、値段が圧倒的に高いですし、欧米のwebサービスの方が機能性が高いことがほとんどです。

 

例えば、ソーシャルアプリでも、日本にはモニプラ(1キャンペーン80万程度)ガイアックス(月額利用料:15万円程度)などいくつかのアプリがありますが、ある程度の予算が組める大手企業ならまだしも、月に数万円しかWebプロモーションに予算を使えない中小企業ではとてもではないですが手を出せません。それに比べて、今回わたしが見つけたカナダの「Wishpond」というソーシャルアプリは、多少プランによっても値段が違いますが、月額3,000円〜5,000円程度と日本のアプリとは比べものにならないくらい安いです。

これだけのサービスを「英語アレルギー」というだけで使わないのは絶対にもったいないです。

Wishpond:値段だけではなく、クオリティーも日本のサービスより上


wishpond
カナダに本社を置くWishpond社


Webサービス全体に言えることかもしれませんが、「クオリティー」は海外のサービスの方格段に良い気がします。特に今回のWishpondに関しては、「デザイン性」「値段」「機能」どれを取っても日本ソーシャルアプリケーションより良いです。さらにWishpondはソーシャルメディアやホームページ、そしてブログなどほとんどのプラットフォームに対応していますが、1人のユーザーから問い合わせをもらうのにかかる費用(Cost per lead)は10セント〜40セント(約10円〜40円)です。

もちろん、この数字はWishpondの本社が公式に公表している数字で、海外と日本では多少の誤差はあるかもしれませんが、費用対効果が高いのは確かです。

参考: 「Wishpond公式ホームページ」

Wishpond:フェイスブック以外のプラットフォームにもしっかりと目を向ける


ニューヨークタイムズ フェイスブック
アメリカでは若者にフェイスブック離れが懸念されている。


2013年11月現在、フェイスブックもやっとビジネスに浸透し始めて、多くの日本企業が「いいね!」を獲得するために、たくさんの資金を使っていますが、2013年11月16日付けのニューヨーク・タイムズによれば、アメリカでは若者がどんどんフェイスブックから離れていっているという記事がのっています。

 

もちろん、海外と日本の事情が違うこともあったり、まだまだ今後の見解は未定なところもありますが、おそらくフェイスブックだけが独占的なプラットフォームを維持することは難しくなってきます。今後のWebマーケティングはHubspot社が推奨するような、ブログ、ソーシャルメディア、ウェブセミナーそしてポットキャストなど、すべてをうまく使ってマーケティングしていく方向にどんどんシフトしていきます。そのような意味でもWishpondは非常に使いがってがよく、今後Webマーケティングを良く理解して作られたアプリケーションだと私は思います。

まずは英語アレルギーを治療して、「新しいツール」をどんどん使っていく勇気を持つことが大切ですね。

参考:「Still on Facebook, but Finding Less to Like」

まとめ


もっと色々と調べてみれば分かりますが、海外(ほどんどアメリカ)には日本よりもクオリティーが良く、値段が安いソーシャルアプリやツールがたくさんあります。日本の製品は営業にコストをかけ過ぎているので値段が上がってしまい、クオリティーに関しては最先端のアメリカのモノには敵いません。他社より一歩先に行くために、まず英語アレルギーを克服し、2,3年遅れた日本のサービスを使うのではなく、最先端のサービスを使いましょう。

インバウンド・マーケティングの方が62%、顧客獲得単価が安い。

まだまだ日本には(もしかしたら欧米にも)、「1日何件電話をかける」というノルマを与えている会社が多いようです。私自身、飛び込み営業から、電話営業までひと通りの営業経験はありますが、「プッシュ型の営業」はやはりあまり楽しい仕事ではありません。
もしかすると、ひと昔まではよかったのかもしれません。インターネットが普及しておらず、何をやるにしても「情報」が不足していました。

 

なので、場合によっては、営業マンの話しを聞いてみたり、ダイレクトメールに目を通すことをあったのではないでしょうか。しかし、今の時代、グーグルで検索をすれば大体のことは分かります。

欧米の調査では、インバウンド・マーケティングで集客する方が、アウトバウント・マーケティングで集客するよりも、「顧客単価」が62%(!)も安かったそうです。

伝統的なアウト・バウントマーケティングとは何か?


インバウンド・マーケティング

少し言い方が悪いかもしれませんが、アメリカの「Mashable」というサイトは、アウトバウント・マーケティングを次のようの定義しています。

 

"Old marketing is anything that pushes  products or service on customers"

「伝統的なマーケティングは、商品やサービスなら、なんでも顧客に進めるためのものです。」

 

基本的にはアウトバンドマーケティングには、テレビコマーシャル、ダイレクトメール、そして電話営業などのマーケティング手法が含まれますが、大きくまとめると「お客さんの邪魔をするマーケティング」です。

なぜなら、

・44%のダイレクトメールは一度も開封されず、捨てられます。これだけでもどれだけの資源を無駄にしているのでしょうか。

・86%のテレビCMは見られていません。

・25歳〜35歳の84%が、押し付けるられるような広告によって、特に興味のないウェブサイトをクリックしてしまったと答えています。

 

大企業であれば、日本中の顧客に自社のサービスを宣伝するために、伝統的なアウトバウント・マーケティングを使うことで、費用対効果は十分出せるかもしれませんが、特に中小企業の場合、広告などにお金をかけても集客が保証されているわけではありません。

参考:▼「Inbound Marketing vs. Outbound Marketing」▼ ▼「Inbound Marketing vs Outbound Marketing: Understanding the Differences」▼

21世紀は間違えなく、インバウンド・マーケティング


インバウンド・マーケティング

インバウンド・マーケティングはこちらのブログでも何度かご説明していますが、ブログやSNS、さらにはポットキャストなどを使いインターネット上から「問い合わせ」をもらうための「マーケティング手法」です。「Marketing Sherpa」というサイトの調査によれば、アメリカでは去年83%の企業がインバウンドを始めて、64%の企業が効果を出していると解答しています。

 

確かに「テレアポ」や「ダイレクトメール」が悪いとは言いませんが、一番重要なのは、「Voltier Digital」というところの調査で分かったように、インバウンド・マーケティングの方がアウトバンド・マーケティングに比べて、62%も顧客獲得単価が安いことが分かりました。

アウトバウント・マーケティングは一方通行で、「販売したら終わり」みたいことが多いですが、インバウンド・マーケティングはインターネット上でユーザーを楽しませ、教育して、あなたサービスや商品の「本当の価値」が分かったところで、「お問い合わせ」をもらうというマーケティング手法です。

参考:▼「Inbound Marketing vs. Outbound Marketing」▼ ▼「What Is Inbound Marketing? Good Question That We’ll Answer Now. - Business 2 Community」▼

「プッシュ型」の営業を辞めて集客コストを下げよう


インバウンド・マーケティング_コスト削減

アメリカではウェブのアプリケーションが数十ドルでダウンロードできます。日本にも同じようなアプリがありますが、数十万円します。しかも機能的には、アメリカのアプリの方が機能もデザインを断然良いです。でも日本のアプリケーションはなぜ、ここまで値段が高いのでしょうか?それは、「プッシュ型の営業」がメインになってしまっていて、営業マンを雇うのにコストがかかり、アプリケーション自体の値段も上がってしまうのです。

 

確かにいきなり、「プッシュ型」の営業を完全に止めるのは勇気が入りますが、少しずつインバウンド・マーケティングに移行していくことで確実に集客コストを下げることができるのではないでしょうか。

まとめ


すでにマーケティングの先進国アメリカでは、ほとんどのマーケターが、インバウンド・マーケティングを使い、毎年使う予算を増やしています。日本はまだほとんどの企業が従来の「プッシュ型の営業」に頼っています。短期的に考えれば、すぐに結果が出る「プッシュ型の営業」の方が効率が良いですが、長期的に考えればインバウンド・マーケティングの方が明らかに集客コストが安いです。いきなり予算をすべて、インバウンド・マーケティングにつぎ込むのは少し難しいかもしれませんが、少しずつ予算を移行していくことで、どんどん集客コストを落とすことができるのではないでしょうか。

リスティング広告はインバウンド・マーケティングに入るのか?

インバウンド・マーケティングにリスティング広告(PPC)は必要なのでしょうか?基本インバウンド・マーケティングで顧客を獲得している企業はアウトバウント・マーケティング(テレアポやダイレクトメール)を並行して行っている企業がまだまだ多いのが現状です。

海外でインバウンド・マーケティングで成功している企業の事例を調べてみると、インバウンド・マーケティングとリスティング広告を並行しながら顧客を獲得している企業が多いようです。

インバウンド・マーケティングの定義上、リスティングは問題ではないのか?


ハブスポット_インバウンドマーケティング
インバウンド・マーケティングの先駆者HubSpot

海外のインバウンド・マーケティングの定義は次のようになっています。

 

"Inbound Marketing is any kind of marketing that reaches customers when they go looking for something to buy"

"インバウンド・マーケティングはお客さんが購入したい時に、リーチできるすべてのマーケティングのことを指します。"

 

日本ではまだインバウンド・マーケティングをしっかり定義できている企業が少ないですが、リスティング広告はお金を払って広告を出すわけだから、インバウンドではないのでは?という声もあるようです。しかし、仮にリスティング広告にお金を使わなくても、インバウンド・マーケティングは"無料マーケティング"ではありません。なぜなら、あなたはインバウンド・マーケティングをやってくれる人(ブロガー、ソーシャルメディアマネージャー、SEOスペシャリスト)にお金を払わなければなりません。

結局のところ、何をやるにしてもお金はかかるわけです。従って、インバウンド・マーケティングが、「愛されるマーケティング」ということになれば、リスティング広告は多少語弊があるかもしれませんが、インバウンド・マーケティングの定義上は、リスティング広告を使っても問題はないようです。

▼参考:「What Is Inbound Marketing? The Story Of How PPC Became "In"」▼

リサーチ目的でリスティング広告を使う


リスティング広告_リサーチ
あなたのサイトを訪れているユーザーを分析する。

リスティング広告とインバウンド・マーケティングを使って、直接お問い合わせをいただいても、勿論良いですが、インバウンド・マーケティングはサーチエンジン内で、(あなたが)「見つけられ」なければなりません。

しかし、(あなたが)「見つけられ」ようと、色々なコンテンツを作り始めても、ユーザーがどんな「キーワード」で、あなたの商品やサービスを検索しているのかは、最初の内はあまり検討がつきません。リスティングのサーチ・クエリーを参考にして、実際どんな「キーワード」であなたのサービスやプロダクトが検索されているかを知り、その「キーワード」を軸にして、コンテンツを作っていくことが大切です。

▼参考「7 Data-Driven Ways to Use PPC for Inbound Marketing」▼

「お問い合わせ」をもらうのではない、「質の良い問い合わせ」をもらう。


インバウンド・マーケティング_問い合わせ

インバウンド・マーケティングの目的は、お問い合わせの「電話」や「メール」をもらうことではありません。質の良い「電話での問い合わせ」や「メールでの問い合わせ」をもらうことを目的としています。そのためにもリスティングなどで少しお金をかけてでも、どんな傾向のお客さんがサイトに来ているのをリサーチする必要があります。
 
余談ですが、古い諺に「良い広告は、良くないプロダクトは早く衰退させる」というものがあります。なぜなら、広告の効果が良いのでプロダクトはどんどん売れます。しかし、広告の良さと、プロダクトのクオリティーが合っていないので、お客さんはがっかりし、そのことを周りにどんどん伝えていくのです。現在では、ソーシャルメディアが活発なのでネガティブ情報などあっという間に広がってしまいます。
 
いくらリスティングの効果が良くても、サイトのデザインが良くなければ、顧客もあなたと仕事をする気がなくなってしまうのではないでしょうか。まずは、リスティング広告を使ってどんなユーザーがあなたのサイトを訪れているのか、そしてそのユーザーの「サイト滞在時間」や「訪れたリンク」などを徹底的に調査する必要があります。

 参考:▼「PPC vs Inbound Marketing: Which Should You Invest In First」▼

まとめ


リスティング広告はたくさんの資金を使い、露出を増やす広告のように思われがちですが、あなたのサービスやプロダクトを求めているユーザーに届く、という考えて方に置いては、「インバウンド・マーケティング」のコンセプトから外れていないようです。どのやり方が「インバウンド・マーケティング」でどのやり方が「インバウンド・マーケティング」ではないという明確な定義はありませんが、「やり方」ではなくて、しっかりとした「哲学」に従ってマーケティングをしていきましょう。