「spaceboy.jp」を始めて昨年の末でちょうど一ヶ月が経ちました。初月のアクセス数は約18万PV、ユニーク・ユーザーの数は13万人でした。

最初はSNS上でバスが起こることを想定しておらず、目標アクセス数をちょっと控えめに設定してスタートしましたが、33件書いた記事の中の5件がバズを起こし、かなりのアクセス数が伸びました。

アクセス数      186,370PV
ユニーク・ユーザー       130,849人
Spaceboy.jpの記事(33記事)についた「いいね!」の合計 157,727いいね!

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↑Google Analyticsのキャプチャー


従来のコンテンツマーケティングはとにかくコンテンツの「数」を上げて行くことが重要だとされてきました。一時期、僕もとりあえず「数」を重視してコンテンツを作っていたので、「数」を重視することは一概に悪い戦略だとは思いません。

ただ一ヶ月間、メディアを運用してみて気付いたことは、「数」を意識するより「質」を意識したほうが効率が良いのではないかということです。なぜなら、まだSNSが軟弱だった数年前はGoogleの検索画面からキーワードを入力して、あなたのメディアに来てもらうことが普通でしたが、現在7割から8割ほどのユーザーはSNS経由でメディアを消費します。下のキャプチャーを見て下さい。



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↑FacebookやTwitter経由のユーザーが明らかに多いです。


FacebookやTwitterなどソーシャルメディア経由のユーザーがダントツで多いです。このことを考慮すると、コンテンツの数を増やしてSEO経由のユーザーを増やすより、クオリティーの高い記事を書き、SNS経由でインターネット上に広めていく方が効果なのではないでしょうか。

本当にクオリティーが高く、ユーザーを感情的に動かすコンテンツは何もしなくてもSNS経由で自動的に拡散されます。


一ヶ月で12万PV、でも下準備はしっかりしました

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↑PV数は下準備をすることで劇的に伸びる

まずFacebookページを作ろう。


あなたが有名人やメディアの露出が多い人でない限り、ゼロからコンテンツマーケティングを始めて月10万PVを超えるは難しいです。僕はまずFacebook上でファンページを作りました。


そのページに毎日500円の広告費をかけて、webマーケティングに興味があるユーザーを集めます。具体的な方法としては、このFacebookページの中で、少し短めてクオリティーの高いコンテンツをどんどんアップしていきました。それがFacebook内でどんどん広がっていき、1日10人〜20人ぐらいの人がページを押してくれたのです。


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↑クオリティーの高いコンテンツを毎日アップしていきます。


多くの人がブログやコンテンツ・マーケティングを続けることができないのは、最初、ページを見てくれるユーザーがあまりにも少なくモチベーションが続かないことが多いです。ある程度そこは辛抱する必要はありますが、毎日数百円のFacebook広告をかけることで、更新するモチベーションを保つことができれば安いものではないでしょうか。


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↑Facebook広告の管理ページ


現在、ページの「いいね!」をひとつ獲得するのにかかるお金は約50円です。この値段が高いか安いかは別として、一度「いいね!」を押して貰えば毎日定期的にユーザーのウォールに表示されるので、コンテンツを見てもらえる可能性が高くなります。


ユーザーが求めているものを本気で考えよう。

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↑「答え」はそんな簡単に出るものではない。


ただひとつ気を付けなければならないのは、必要以上に多額の広告をFacebookで使うことです。正直なところ、広告費さえかければ、誰でも大量の「いいね!」を獲得することができます。しかし、あなたが注力しなければいけないところは、広告費を大量に使って露出を増やすことではありません。注力しなければいけないところは、コンテンツ「量」なのです。決して、広告費を大量に使って露出を増やすことではありません。

例えば、スターバックスはマーケティングにほとんどお金を使いません。 スターバックスはマーケティングに予算をかけない変わりに、ショップをオープンするロケーションにお金をかけます。このようにユーザーが本当に何を求めているか、自分がユーザーに目線に立って考えてみることが重要です。


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↑渋谷スクランブルにあるスタバ。マーケティングではなく、ロケーションにお金をかける。


メディアのようなマス広告はSNS上では逆効果です。すぐに結果を求めて大量の広告費を投入する企業がよくありますが、そのような企業がSNSの本質を全く理解していません。インターネット上でもリアルの場面でも「人間」や「企業」が信頼されるのには時間がかかります。短期的に資金を投入して露出を増やすことはできますが、そこに「信頼」は絶対に生まれません。

ユーザーにはあなたがいくら広告費かけているかなど、まったく関係のないことなのではないでしょうか。本当にユーザーがほしがっている情報をコンスタントに伝えることで、お金では決して買えない「信頼」を得ることができるのです。

自分がお金を払っても良いと思えるぐらいの情報を無料で提供する

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↑常に自分がどれだけの付加価値を与えているかを考える。


「フリーからお金を生み出す新戦略」の著者で、最近のインターネットビジネスに大きな影響を与えてたクリス・アンダーソンは、「有益な情報は無料になり、稀少な情報は有料になる」と言いました。


僕は3つの有料メルマガを購読しています。堀江貴文さん、佐々木俊尚さん、そして高城剛さん、どのメルマガも1,000円程度ですがものすごく勉強になる内容です。これがアンダーソンが言う、「稀少な情報」です。



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↑「稀少な情報」は有料になる。



あなたが有名人であれば、有料で「稀少な情報」を伝えることができますが、もしこれからコンテンツ・マーケティングを始めるのであれば、あなたがしなければならないのは、「有益な無料の情報」です。


僕はクライアントに、よくこう言います。


「自分がお金を払っても良いと思えるぐらいの情報を無料で提供して下さい。」


アメリカの大学で勉強していた時、よくテスト前になるとレッドブル・ガールが図書館に来てレッドブルを無料で配っていました。200円のレッドブルを無料で貰うことで、貰った側はそこに「価値」を感じます。コンテンツ・マーケティングもこれと同じことで、お金を払っても良いと思われる情報を無料で与えることで、そこに信頼が生まれるのです。


少なくても記事を10個〜20個読む

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↑まずは自分の意見を肯定するための記事をたくさん読む。


今ではインターネットを使えばありとあらゆる情報を手にいれることができます。それは情報を探す側からすれば、ものすごく便利な世の中ですが、情報を発信する側から考えると、多くのコンテンツにまぎれて、自分のコンテンツが見てもらえない可能性が高くなります。


価値あるコンテンツとは、小さなコンテンツをパズルのように組み合わせて作ることによって生まれます。例えば、「早起きは健康に良い」という記事を書こうと思ったとしましょう。


このような時、自分の経験から「こんな風に思うから、みんな早起きをしましょう」と書いても、恐らく自分の周りの人しか記事を見てくれません。自分の意見を肯定するために、インターネット上からあなたの意見をサポートする記事を集めてきましょう。早起きが健康に良いという研究や、早起きをしている著名人などを例に出すことで説得力が増します。


あなたが苦労して情報を集めて来れば来るほど、ユーザーはあなたに信頼を寄せ、その「信頼」はバズとなり、記事をネット上に広めていくのです。


まとめ

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↑記事の内容が一番大事


実際、僕は2010年頃にブログを一時期やっていたことがありましたが、その頃とは状況が大きく変わりました。 SNSが個人のインフラとして発達し、ブログなどの記事を簡単にシェアしたりツイートしたりするシステムが出来上がりました。しかし、SNSが発達すれば、クオリティーの高い記事はどんどんシェアされますが、クオリティーの低い記事は、どんどん埋もれてしまい誰にも見られません。


これからは「数」より「質」の時代です。例えば、最近米国で急成長中のUpworthyというサイトは、記事をネット上に公開する前に最低25個のタイトルを考えて、その中からベストなタイトルを選ぶそうです。


Webマーケティングの仕方も大きく変わり始めました。


「数」より「質」、今年はこだわって行きましょう!


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