ソーシャルメディアを使って世界一稼いだ男、Gary Vaynerchukさんは言います。

「正直に言おうか。俺はどのプラットフォームが流行るとか、費用対効果が良いとはどうでもいいんだ。実際にそれぞれのプラットフォームを自分で使ってみて、3年後に話そうぜ! 」


HireMeGaryVaynerchukTHUMBNAIL_Fotor
↑Gary Vaynerchukさん:「誰も信じるな!」自分で使ってみて、3年後に話そうぜ!

ゲリーさんがEmailマーケティングを始めたのは1997年。当時のメール開封率は80%、そしてクリック率は60%もあったそうです。そして2006年にYoutubeマーケティングを始めた時も、まだ人々がまだ注目していなかった頃に始めたため、今では考えられないほどのViewerがいました。キーポイントとなるのは新しいプラットフォームが登場したら、できるだけ早く使って結果を出すことだとゲリーは指摘しています。


最近、Gary Vaynerchukさんの新刊がアメリカで発売されました。題名は「Jab,Jab,Jab, Right Hook」「Jab」とはボクシングのジャブのことで、ユーザーが欲しがる情報であったり、喜ばせたりするコンテンツ、「Right Hook」とはコンバージョンを得るための仕掛けのことを指します。

あなたの会社がどんな会社であろうと、まず一番最初にしなければならないことは、ユーザーに商品を購入してもらうために、「ストーリー」を語ることだとゲリーさんは指摘します。

Jab-Jab-Jab-Right-Hook
↑新刊:「Jab,Jab,Jab, Right Hook」

 営業トークなどもそうですが、あなたの魅力はどれだけ魅力的な「ストーリー」を語れるかにかかっています。機械的な投稿やツイートではなく、ネイティブのトーンで、感情的にユーザーに語りかけなければいけません。

ソーシャルメディア成功の公式は、

ニッチなコンテンツ(Micro-Content)+ コミュニティーのマネージメント力 = 効率的SNSマーケティング

オムニチャネル:すべてのプラットフォームをうまく使いこなせ!

gary_vaynerchuk のコピー_Fotor
↑自分の一番快適なプラットフォームを見つける。

この本の中で、ゲリーさんはそれぞれのプラットフォームの今後の展開を予想しています。

2013年現在、まだまだFacebookとTwitterが優勢ですが、今後はそれぞれのプラットフォームの中で、その「独自性」を最大限に活かしたマーケティングをしていかなければなりません。すべてのプラットフォームを使って色々な角度からアプローチすることはできますが、そのプラットフォームにあったコンテンツをしっかりと配信していくことが一番重要になってくるのです。

Facebook

data_Fotor


現在ではほとんどユーザーがモバイル環境に移行しつつあります。少し前まではFacebook広告を出せば、安い単価でファンを集めることができましたが、モバイル環境になると広告を出すスペースが格段に少なくなるため、もう安い単価でファンを集めることが難しくなるだろうとゲリーさんは述べています。


また、最近の若者のFacebook離れについては、若者はどんどん新しいプラットフォームに移ることができるが、30代、もしくは40代の年齢のユーザーはなかなか使い慣れたプラットフォームを離れることはできないだろうと指摘しています。


モバイルの次の登場するのは、グーグルグラスのようなツールになるとは思いますが、それまでは常に「モバイル環境」を意識して開発を進めなければいけません。

2013年、CEOのザッカーバーグさんはFacebookを「モバイル・カンパニー」にする事を表明しました。現在では41%の広告収益はモバイルからきているそうです。

Twitter

Twitter-Login-Failed


もしFacebookがフレンドシップを築くためのプラットフォームなら、Twitterはニュースと情報のためのプラットフォームになります。Twitterは顧客の正直な意見を聞くためには非常に優れたツールです。僕も最近、記事を書くようになってから、いろいろとTwitterで意見をいただくようになりました。賛成の意見、批判の意見と共にありますが、ユーザーの本当の気持ちを聞けることは有難いことだと思っています。

ゲリーさんは、Twitterはマーケッターにしてみれば、夢のようなツールだと言います。Twitterの検索を使えば、あなたのビジネスに関するトピックについて会話しているユーザーを見つけることができ、そのユーザーをフォローして、あなたの「ストーリー」を伝えることもできるからです。

Tumblr

Tumblr-New-Login-Page

もし、あなたがまだTumblrをうまく使いこなせてなければ、まだ競争者が少ない内にプラットフォームに慣れておくべきだとゲリーさんは指摘します。Tumblrはユーザーに価値のあるコンテンツを与えるためには非常に良いプラットフォームで、コンテンツの一番下にホームページへのリンクを貼ったりすることで、直接売上を上げることができます。

Tumblrは11億ドルでYahooに買収されましたが、「Yahooの傘下に入る」というイメージはあまりなく、YahooはTumblrの経営にはほとんど口を出さない(もしくは出せない)方針のようです。今後Tumblrは少し強気の広告戦略を取る可能性もありますが、FacebookがInstagramを買収した時のように、TumblrはTumblrのままでこれからも成長していくだろうとゲリーさんは予想しています。

LinkedIn

New-LinkedIn-app_Fotor

ゲリーさんは今後24ヶ月以内に、ユーザーはLinkedInをFacebookと同じ感覚使う時代が来るだろうと予想しています。もしFacebookがダイニングルームでみんなが楽しむ場所であれば、LinkedInは図書館であり、自分の「やらなければならないこと」を片付ける場所になります。


LinkedInにアクセスしているユーザーは、仕事を探したり、ビジネスパートナーを探したりと常にプロフェッショナルな出会いを求めています。従って、LinkedInで成功するためには、クリエイティブでスマートな印象を相手にもたせて、他のユーザーは違うところをアピールしていかなければなりません。


Google+

123700-1-google_Fotor

Google+は現在の時点ではまだまだ先の見えないプラットフォームです。ただ、ひとつ大きな売りとしては、Google+のアカウントを持っていることでSEO対策に有利になります。僕もあまり使っていないので分かりませんが、できることはFacebookの機能と変わらないため、ユーザーがなかなか使い方を見つけ出せないのかもしれません。

しかし、今後5年以内にGoogleグラスが発売されれば、Google+はFacebookのライバルになる可能性が高くなります。なぜなら、現在多くのユーザーがモバイルにシフトしていますが、数年後には多くのユーザーがモバイルからGoogleグラスにシフトする可能性が高いからです。

まとめ

c1e804cbf3_jjjrh-feature_Fotor

↑「Jab,Jab,Jab, Right Hook」はKindleで買えます。


それぞれのプラットフォームには、それぞれの「使い方」があります。よく自動投稿の設定をして、Twitterの投稿をそのままFacebookに飛ばしている人がいますが、明らかにソーシャルメディアの使い方を間違えています。


例えば同じ内容の投稿でも、他のプラットフォームでは、「異なった発信の仕方」をしなければなりません。またこれからも毎年のように新しいプラットフォームが生まれては消えていきますが、ゲリーさんから学ぶことは、あなたが先駆者になってそのプラットフォームを使ってみることがSNSで成功するカギだと言えます。


よく日本では、新しいプラットフォームに注目が集まる度に、「◯◯をビジネスに活かす本」みたいなものが出ますが、ほとんど当てになりません。さらに、前から何度かこのブログでは書いていますが、日本のWebマーケティングは最先端のアメリカに比べてまだまだ遅れています。今では海外の書籍もKindleを使えば、ボタンひとつで買うことができるので、辞書を片手に読んでいくだけでも、最先端の情報に触れることができます。


「遅れている」ということは市場全体から考えたら悪いことですが、「個人」や「企業」として考えた時、その「遅れ」は「利益」に変えることができます。


常にゲリーさんのようなインフルエンサーの発信する情報に注目して、自分なりの成功法則を考え出す以外、成功の道はないのかもしれません。


SPACEBOY株式会社 Twitter